荒川ダム 

  「荒川ダムが干上がって 湖底を歩けるらしい~♪」 「なので 探検に行こう!」 と、誘われてので行ってきました。 島に移住して15年以上過ぎましたが ダムが干上がる なんて初めて聞きました。そのうえ湖底を散策できるなんて知らなかったですが、5~10年に1度くらいあるそうです。  なので 貴重な体験といえば 体験。

 まぁ なんて言うんですかね!? ここはどこ? (私は誰) と、という世界です。 不思議な世界でした。  ただただ茶色の世界、、、 そして、屋久杉をはじめ 大木の切り株が不思議なオブジェとしてたたずむ まさに 現代アートの世界です。  水は 完全に干上がっているわけでなく 僅かですが 水を蓄えていました。

 屋久島の荒川ダム 発電用のダムですが ちょっと変わった構造でして。。。通常 (ダム)セキで水をため セキの高いところから水を落として その水流で発電します。 原理は同じですが、荒川ダムの場合は、もともと流れてた荒川の横に 山をくり抜きトンネルを掘り もともとの荒川に水を流すのです。

・・・何を言っているか わからないと思いますが、興味のある人は グーグルマップで屋久島の地図みてね!   本来 山の谷を蛇行して流れている川筋を 山をぶち抜きトンネルで新たな水路を作ると 屋久島のように急峻な地形を流れる川は セキで高さを作ることなく 標高差で高さを作れるのです。

 で、ショートカットのトンネルの水を標高差の落差で落としてモーターを回し発電しているそうです。  ちなみに、もともと流れていた川も ダムのオーバーフロー時は 水が流れるのですが 通常は あまり水が流れなくなっていまして、「幻の千尋の滝」(水が流れてない)ができたのです。

 おじさんの自慢ですが 昔 安房川の沢登で、「幻の 千尋の滝」 見たことあるんですよ。
 以前 「この荒川ダムに沈んでいる 屋久杉の土埋木を引き上げて 販売するから出資してくれ!」 という詐欺事件があったのですが、 湖底には 本当にたくさんの土埋木(どまいぼく)が、あり。  こんな 渇水の時に重機を搬入すれば 屋久杉土埋木 簡単に掘り出せそうです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です