海亀(いなかはま)

※ このブログは2007年投稿していたブログの転載と修正記事です。 (2025年)
 当時は 海亀産卵に関する規制はなく 自由に浜辺に降りれました。

屋久島リピーターで、将来 移住?別荘?のため 島南部に土地を購入された N様から 田舎浜で海亀の産卵を写真に撮れたということで 画像を提供いただきました。 感謝です。

 現在(2025年)は、ウミガメ保護のため 永田近辺の海岸は進入禁止で、観察会に参加すれば 海亀産卵が見れます。(亀上陸時期)

ウミガメ観察会で教えてもらった 驚きの事実。。。
 ウミガメの性別は、卵の周りの砂の温度によって決まり、この性質は温度依存性決定と、言うそうです。  孵化中の卵の周りの温度が29°cより高いとメス 低いとオス 29°c付近なら確立50%だそうです。  そう言えば イセエビの仲間や魚の中には 群れの中の唯一の雄が死ぬと メスの一匹がオスに代わるそうな、、、

 屋久島は日本で一番ウミガメが上陸する海岸で ラムサール条約の締結地でもあります。 ラムサール条約て何? というかたは ググってください。
 「ググった?」 おもに、渡り鳥保護が多いけど 屋久島は海亀のためというのが珍しいとか!  ウミガメも 屋久島で生まれて アメリカまで行くそうです。  個人的には ラムサールという発音が サムサーラに似てて 好きです

永田地区で 年によっては3000回ほど上陸が確認されまして。 アカウミガメが95% アオは僅か5%ほどだそうです。  1回の産卵で100個ほど卵を産むそうですが、大人になれる確率は0.5%ほどだそうです。
 ちなみに メスの生態や行動歴は かなり解明されてきてるそうですが、 オスのウミガメの行動歴は ほとんどわからないそうですよ!

 なぜ? メスの行動歴がわかるかというと 産卵の際 すべての上陸した亀にGPSセンサーを付け 記録を残しているからで、オスは陸に上がらないのでわからないそうです。
 世の中の男性諸君 浮気がばれるのは 携帯履歴や携帯の移動履歴からが一番多いらしいので、気を付けましょう。

 屋久島のお爺さん話・・・1970年代ぐらいまで ウミガメの卵を採って食べていたとか!(卵は)とても精の付く食べ物 だったそうで、ことに及ぶ前 病後 産後などに食べられたそうです。
 また 「カメの卵堀り」 は、子供の仕事だったそうです。  ※今では条例や法令で禁止になっています。 関係ないけど 「ウミガメのスープ」という話 ご存じですか?  ググってみてね!! アロハ~♪  (海カメだけに ハワイ風挨拶)

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